世界最高容量モバイル無線信号の光ファイバー伝送実験に成功

株式会社KDDI 総合研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中島康之、以下「KDDI総合研究所」)は、大容量のモバイル無線信号波形をデジタル信号に変換することなく直接光ファイバーで高品質に伝送可能な大容量・長距離化技術を開発し、これまでの記録の2.5倍となる大容量無線信号の長距離光ファイバー伝送実験に成功しました。今回達成したモバイル通信の速度は63Gbpsで、次世代移動通信システム「5G」(以下、5G)で想定される最大通信速度20Gbpsの3倍以上となります。また、開発した技術により、基地局設備の大幅な小型・省電力化が可能となるため、これまで以上にアンテナ数が増大する5G以降において、大容量・高品質なモバイル通信サービスの迅速な展開を支える光ファイバー伝送技術として期待できます。

KDDI総合研究所は本成果を、2017年9月21日(中央ヨーロッパ夏時間)に開催されたヨーロッパ光通信国際会議(ECOC2017)でポストデッドライン論文として発表しました。

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