レーザーセンサーを利用した物流ロボットの実証実験開始

日本空港ビルディングは12日、昨年に続き、第2期となる「羽田空港ロボット実験プロジェクト」の実施事業者を決定したと発表した。物流では、アルテックの自律型搬送ロボット「OTTO100/1500」(オット・ヒャク/オット・センゴヒャク)、NECネッツエスアイの自律走行型デリバリーロボット「Relay」(リレイ)が選ばれた。同社では、2016年から「オール羽田」の取り組みとして「Haneda Robotics Lab」(ハネダ ロボティクス ラボ)を設置し、ロボットの技術検証を目的に、羽田空港でロボット製品の実証実験と将来的な導入を目指す羽田空港ロボット実験プロジェクトを行ってきた。その第2期の実施に向けて9月から公募し、今回事業者7社が決定した。選ばれたのは、物流ロボットとしてアルテック、NECネッツエスアイ、警備ロボットとして綜合警備保障、翻訳ロボットとしてドーナッツロボティクス、電通ライブ、ティファナ・ドットコム、タケロボ――の7社。それぞれロボットの実証実験は、空港という不特定多数の利用者が行き交う公共空間での実運用に向け、ロボット自体の安全性、公共空間での稼動についての安全性、導入効果の検証の3つのフェーズを想定する。

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