レーザーでデブリ分析 原子力機構、実用化探る


東京電力福島第1原発の原子炉格納容器内で溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しに向けて、日本原子力研究開発機構が、デブリにレーザーを当てて成分を調べる技術を開発した。機構の研究チームと廃炉作業関係者が第1原発の現場で実用できるか協議している。

溶融燃料が被覆管や圧力容器内の構造物などと混ざり合い、強い放射線を発するデブリについては、東電は1月19日の2号機の調査で画像を撮影したが、1、3号機を含め詳細な位置は不明で、成分や硬さも分かっていない。廃炉工程の最難関とされる取り出し作業を進める際に、新技術を活用すれば現場である程度成分が分かり、切断や運搬方法の検討に役立つという。

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