ヤマザキマザック株式会社(社長:山崎高嗣、愛知県大口町、TEL:0587-95-1131)は、ファイバーレーザ発振器を採用した3次元レーザ加工機「FG-220」の販売を開始します。
FGシリーズは、建設資材や産業機器などに使われる長尺鋼材の高精度・高効率加工を実現する3次元レーザ加工機です。3次元ヘッド搭載により、鋼管(パイプ材)以外にH形鋼・C形鋼などの加工も可能であり、長尺鋼材の加工分野における生産性向上に貢献しています。
昨今、製造業では CO2排出量削減に向けた取り組みが本格化しており、電力消費量が少なく地球環境に優しい工場設備が求められています。このような中、当社は従来のCO2レーザ発振器に代わり、電力消費量の少ないファイバーレーザ発振器を搭載した「FG-220」を新たに開発しました。
「FG-220」は、ファイバーレーザ発振器の特長である高いエネルギー変換効率により消費電力を大幅に削減しています。さらには材料へのレーザ光の吸収率向上により、高速加工を実現するとともにアルミ・真鍮・銅など高反射材の容易な切断を可能としています。
今後も当社は、製造現場におけるCO₂削減に寄与する製品の開発に取り組み、低炭素社会の実現に貢献していきます。
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