(レーザー関連)株式会社フィリップス・ジャパン/フィリップス、エキシマレーザを利用した末梢血管治療用レーザカテーテル「エキシマレーザ Turbo Powerカテーテル」「エキシマレーザ Turboカテーテル」を12月より一般発売

扱いやすさが向上した次世代コンソール「フィリップス レーザシステム Nexcimer」も登場

株式会社フィリップス・ジャパン(本社:東京都港区、 代表取締役社長:ジャスパー・アスエラス・ウェステリンク、 以下 フィリップス)は、「エキシマレーザTurbo Powerカテーテル」および「エキシマレーザTurboカテーテル」の使用成績調査の登録を完了し、2023年12月より一般発売します。また、扱いやすさが向上した次世代コンソール「フィリップス レーザシステム Nexcimer」も10月に新登場しました。

このたび一般発売する「エキシマレーザTurbo Powerカテーテル」および「エキシマレーザTurboカテーテル」は、大腿膝窩動脈のステント内における再狭窄又は再閉塞病変への血管内治療に使用されるもので、コンソールで発生させたエキシマレーザがカテーテル先端から照射され、線維化・石灰化・アテローム化病変等を変性・除去し、血管を再疎通させることを目的としています。

本カテーテルは、2019年に日本初の下肢アテレクトミーデバイスとして承認を取得しました。これまで一部の施設でしかご利用いただくことができず、多くの施設から導入についてのご希望をお寄せいただいていました。このたび、一般販売を迎えたことで、より多くの施設でのご案内が可能となります。

一般社団法人日本心血管インターベンション治療学会(CVIT)および一般社団法人 Japan Endovascular Treatment Conference (JET)理事 の横井 宏佳 医師は以下のように述べています。
「このたび、使用成績調査の登録が完了し、本カテーテルが全国のご施設でのご使用が可能となりました。本カテーテルの適応は、腿膝窩動脈のステント内における再狭窄又は再閉塞病変です。浅大腿膝窩動脈における閉塞性動脈硬化症の領域においては、慢性期成績に寄与するステントや薬剤塗布バルーン(Drug coated Balloon :DCB)の効果を充分に発揮させるためにはLesion Preparationが成否の鍵であるとされていました。本カテーテルのエキシマレーザによるLesion Preparationの効果(プラーク・ボリュームの減少や病変部性状の変化)により、再狭窄又は再閉塞病変において初期から中期の再治療が低減することを期待しています[1]。適正使用指針に従い、安全で適切な使用法が広がっていくことを願います。」

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