テラヘルツ波の発生原理を解析/世界最長、単一素子の半導体レーザで波長 450 μmを実現/テラヘルツ波の実用化に期待

本社:浜松市中区砂山町 325-6
代表取締役社長:晝馬 明(ひるま あきら)

当社は、テラヘルツ波の発生原理の解析結果に基づき内部構造を工夫することで、テラヘルツ波を出力する従来の半導体レーザを長波長化し、室温かつ単一で動作する半導体レーザでは世界最長となる波長450マイクロメートル(以下 μm、μ は100万分の1)とサブテラヘルツ領域のテラヘルツ波の出力に成功しました。本研究成果は、サブテラヘルツ領域の電磁波を吸収する成分を含む薬剤、食品などの品質検査や非破壊検査、電波天文学、短距離での高速大容量通信などへの応用が期待されます。本研究成果は、欧州の科学雑誌「Nanophotonics(ナノフォトニクス)」の電子版に11月2日(土)付けで掲載されました。なお、本研究の一部は総務省の「戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)」の委託(受付番号 195006001)を受けたものです。

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