(レーザー関連)大阪大学他/レーザーが咲かせる氷の花

氷の結晶を狙った時間・場所に発生させるための新技術

研究成果のポイント

  • レーザー照射により、狙った時間・場所に様々な形状の氷結晶を発生させる新技術を開拓(図1)。
  • 氷の結晶は水を冷却することで形成するが、通常はランダムな時間・場所に発生するため、氷の結晶が発生する瞬間を正確に捉えることは困難であった。
  • 本レーザー技術を用いることで、氷の結晶が関与する様々な自然現象・生命現象のメカニズム解明や関連工業分野の発展が期待できる。

概要
大阪大学大学院工学研究科の吉川洋史教授、大学院生の高橋秀実さん(博士後期課程:日本学術振興会特別研究員DC1)、奈良先端科学技術大学院大学 先端科学技術研究科の細川陽一郎教授らの研究グループは、レーザー技術を駆使することで、様々な形状の氷結晶の発生を精密に時空間制御できることを明らかにしました。

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