半世紀にわたる未解決問題を超高速X線イメージングで明らかに
本研究成果のポイント
- ハイパワーレーザー(High power laser)※1駆動の衝撃波により、ダイヤモンド結晶中の“原子レベルのズレ”(転位(dislocation)※2)が高速に伝播する様子を、X線自由電子レーザー(X-ray freeelectron laser)※3を用いてイメージング観察しました。
- 転位の伝播速度が音速(Speed of sound)※4を超えうるかについて、半世紀以上にわたり議論が行われてきました。今回の結果は、転位が音速よりも速く伝播できることを実験的に示した世界初の結果です。
- 本研究結果は、材料の変形や地震による破壊現象などの正確なモデリングに欠かせない知見となります。
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