(レーザー関連)量子科学技術研究開発機構/微小ナノダイヤモンド量子センサで安定的に温度計測実現

― 細胞内などの微小領域での量子センシングに期待 ―

 水落憲和 京都大学化学研究所教授、蘇梓傑 同博士課程学生(当時、現:量子科学技術研究開発機構(QST)量子生命科学研究所 博士研究員)、藤原正規 同特定研究員、五十嵐龍治 QST量子生命科学研究所チームリーダー、株式会社ダイセルらの共同研究グループは、独自に開発した爆轟(ばくごう)ナノダイヤモンド中に、強く安定した光検出磁気共鳴(ODMR)信号を持つ窒素-空孔(NV)中心を多数計測することに成功しました。これにより、NV中心を含む爆轟ナノダイヤモンドでは初めて温度感度計測を実現しました。開発した爆轟ナノダイヤモンドの粒径は約11 nmで、温度感度を計測したダイヤモンドセンサとして世界最小径です。

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