ー高速・高精度な成分分析に利用可能ー
概要
自然科学研究機構 核融合科学研究所(岐阜県土岐市 所長・竹入康彦)の上原日和助教、安原亮准教授と秋田県立大学(秋田県秋田市 学長・小林淳一)の合谷賢治助教らの研究グループは、様々な成分分析に利用できる赤外光源の開発に成功しました。この光源は、広い波長範囲(波長2.5~3.7マイクロメートル)の中赤外線を高輝度で安定して発生し、小型で安価に作製できます。また、本光源は、次世代の高速・高感度センサーとして開発研究が進められている、赤外線と光ファイバーを利用したセンサーへの適用が可能です。将来の核融合発電所における環境モニタリング、医療分野での呼気診断、工場や各家庭における微量ガス・危険物検知など、幅広い応用が期待される成果です。
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