駅ホームでは毎年2千件を超える転落事故や接触事故が発生している(参考文献1)。国土交通省では、駅ホームの安全性向上のためホームドアなどの整備や駅員による誘導案内・注意喚起などハードおよびソフトの両面からの対策を推進している。さらに、近年では視覚障害者のホーム転落事故防止のため、センシング技術などを活用した対策も推進されている(参考文献2)。転落事故や接触事故の対策としてホームドアが効果的であるが、ホームの構造上の問題、設置・メンテナンスなどのコストの問題などから導入が難しい駅も多い。
OKIでは、ホームドアの課題解決と運行オペレーションの変革(参考文献3)を目指し、鉄道事業社様とともに3D LiDAR(Three-Dimensional Light Detection and Ranging。以下、LiDAR)を活用した駅ホームの安全を支援する転落検知システムの技術開発を進めてきた。
本稿では、お客様の駅で発生していた「曲線ホームでの列車隙間転落」という課題に対処するために研究開発したLiDARセンシング技術について紹介する。
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