明るさを選べる光源セレクタブル方式の高輝度・レーザー光源DLP Cinema®プロジェクターを新発売

NECディスプレイソリューションズは、米国シネマ業界団体DCI制定の上映規格に合格したDLP Cinema®プロジェクションヘッド「NP-02HD」と、同モデル内蔵レーザー光源ユニット「NP-24LU01」を本年9月下旬より出荷を開始します。内蔵レーザー光源ユニットは、明るさの異なる別ユニットを順次発売し、各々「NP-02HD」に組み込むことができます。合計3種類の発売を計画しており、発売後1年間で、国内・海外向けをあわせて、1000台の販売を予定しています。
内蔵レーザー光源ユニット「NP-24LU01」は、赤/青2色のレーザー光源を採用し、DCI規格の広色域での投映を高効率で実現しました。DLP Cinema®プロジェクションヘッド「NP-02HD」は2K解像度で、「NP-24LU01」を内蔵することにより、明るさ24,000ルーメンの光出力となります。
加えて、内蔵レーザー光源ユニットは、今後、20,000ルーメンの「NP-20LU01」、18,000ルーメンの「NP-18LU01」の出荷も予定しており、3種類で中規模クラスのスクリーンをフルカバーします。レーザー光源採用のDLP Cinema®プロジェクターは、販売中の製品と合わせて7機種となり、映画館の大小様々なスクリーンへの対応が可能です。


NP-02HD

背景
日本国内の映画館は、2008年頃から順次デジタル化が進み、導入開始から10年を超えた今年度からは、買い替え需要が高まってくると想定されています。
映画館は、デジタルシネマプロジェクターを長時間・長期間使用するため、買い替え時の機種選定にあたっては、信頼性の確保・映像品質の維持・低ランニングコストであることがポイントとなります。 新製品は、レーザー光源を採用し、「循環冷却防塵構造」による高耐久設計及びプロジェクションヘッドとレーザー光源ユニットの別売、光源セレクタブル方式により、低ランニングコストでの運用を可能にするなど、お客様のニーズに対応します。

プロジェクションヘッド

型 名 パネル解像度 出荷開始時期
NP-02HD 2K(2048×1080) 2019年9月下旬

※レンズ別売り

NP-02HD用内蔵レーザー光源ユニット

型 名 明るさ 出荷開始時期
NP-24LU01 24,000ルーメン 2019年9月下旬

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