東京電力は8月29日より、福島第一原子力発電所のフランジ型タンクの解体作業で、新技術「レーザー除染」の本格運用を開始する。〈「レーザー除染」によるフランジタンク解体作業の動画は こちら〉
この新たな「レーザー技術工法」は、タンク本体の解体に先立ちタンク内面に付着した放射性物質の飛散抑制対策として施工するもので、7月までの試験施工結果から、従来の塗料を塗布する工法と比較し、タンク内面の表面線量が7割程度、作業時の被ばく線量も3割程度減少する効果が見込まれており、同社では今後他の除染作業への応用も検討していく。
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