(LiDAR関連)計測誤差があるセンサーを使っても安全に動くように制御ソフトウェアを⾃動で変換する⼿法を開発

〜「誤差はないものとする」理想上の設計で現実を安全に〜
 
 情報・システム研究機構 国⽴情報学研究所 (NII(エヌアイアイ)、所⻑:喜連川優、東京都千代⽥区)のアーキテクチャ科学研究系特任研究員 ⼩林努(こばやし・つとむ)、同研究系准教授 蓮尾⼀郎(はすお・いちろう)らの研究チームは、科学技術振興機構 (JST(ジェイエスティー)、理事⻑:濵⼝道成、東京都千代⽥区)の戦略的創造研究推進事業ERATO(エラトー)蓮尾メタ数理システムデザインプロジェクト(ERATO MMSD、研究総括:NIIアーキテクチャ科学研究系准教授 蓮尾⼀郎)のもと、制御システムのセンサーに計測誤差があっても、安全に動くように制御ソフトウェアのモデルを⾃動で変換する⼿法を開発しました。この⼿法を使うと、ソフトウェアのモデルを⾃動変換するとともに、出⼒された制御ソフトウェアが耐えられる誤差の限界を⽰す数式を得ることができます。本⼿法は、⾃動運転をはじめとした外部環境とやり取りする様々な制御システムに対して活⽤でき、多様な利⽤環境や計測⼿段に対応するシステムへの応⽤が期待されます。
 本研究成果は、第13回NASAフォーマルメソッド・シンポジウムで2021年5⽉26⽇(⽔)にオンライン発表されます。

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