ソフトバンクロボティクス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長 兼 CEO:冨澤 文秀、以下「ソフトバンクロボティクス」)は、Bear Robotics, Inc.と共同開発した次世代配膳ロボット「Servi Q(サービィ キュー)」を本日より日本国内で販売開始します。
「Servi Q」は、ソフトバンクロボティクスが全世界で独占的に販売し、今後、グローバルネットワークを活かして各国で順次販売していきます。
なお、米国および韓国では、これまでServiシリーズを販売してきたBear Robotics, Inc.が引き続き販売を担い、両社でグローバル展開を推進します。

ソフトバンクロボティクスは2021年から配膳ロボットを展開し、さまざまな店舗への導入を支援してきました。「Servi Q」は、配膳ロボットの導入・運用における「狭い通路を通れない」「方向転換するスペースがない」「ドリンクを安定して運びにくい」「車輪にゴミが絡まりやすい」といった現場課題に対応するために開発され、ロボットに合わせて店舗環境を変えるのではなく、ロボットが店舗環境に適応することを目指した製品です。
本体横幅35cmのスリムな設計で、業界最小(※)通過幅45cmと、業界初(※)のバック走行を実現しました。テーブルや椅子が密集する狭い通路にも進入でき、方向転換が難しい場所ではバック走行で退出できます。通路幅が100cm以上あれば、複数台運用する際にロボット同士がすれ違うこともできます。
このほか、走行時の揺れを抑え、料理やドリンクを安定して運ぶ機構や、ゴミを巻き込みにくいホイール構造を採用しています。用途に応じてトレイの高さや段数を変更でき、合計で最大30kgまで積載できます。
メニューや広告を表示できる18.5インチの大型ディスプレイに加え、愛らしい表情やオリジナルフェイスを表現するディスプレイを搭載し、お客さまとの新しいコミュニケーションを生み出すロボットを目指しました。
飲食店やホテル、商業施設、介護施設をはじめ、限られたスペースや複雑な動線などにより、これまでロボットの導入が難しかった環境において、人とロボットがより自然に協働できる店舗・施設づくりを支援します。
日本では、限られた店舗スペースや狭い通路など、配膳ロボットの導入に制約がある環境も多く、「Servi Q」の特長が特に生かしやすい市場の一つです。「Servi Q」の販売を通じて導入のハードルを下げ、より多くの店舗・施設に配膳ロボットの導入機会を広げていきます。
※2026年9月時点で販売されている自律走行型配膳ロボットを対象にBear Robotics, Inc.が調査。
■現場の課題に応える6つの特長
1. 狭い通路にも対応する最小通過幅45cm
本体横幅わずか35cm、最小通過幅45cm。テーブルや椅子が密集する飲食店など、走行スペースを確保しにくい環境にも導入しやすいスリムな設計です。限られた店舗スペースでも効率的に配膳・運搬できます。
2. 方向転換できない場所でも戻れるバック走行
独自の360度LiDARで周囲を認識し、方向転換するスペースがない狭い通路や袋小路でも、バック走行でスムーズに退出できます。複数台が向かい合った場合には、一方が後退して道を譲るなど、店舗環境に合わせて協調しながら移動します。
3. 料理やドリンクを安定して運ぶ優れた走行性能
配膳ロボットに求められるのは、単に目的地まで移動することだけではありません。サスペンション機構により走行時のトレイの揺れを抑え、揺れの影響を受けやすいドリンクや料理も安定して運びます。ビールジョッキ6個を一つのトレイに載せた状態でも、緊急停止時やケーブルなどの段差を通過する際に、こぼれにくい走行性能を備えています。
4. ゴミを巻き込みにくく、日々のメンテナンスも簡単
食べ物のかけらや紙くず、髪の毛などが付着・巻き込まれにくいホイールおよびキャスター構造を採用しました。ホイールに付着したゴミをマットにこすり落とす「クリーニングモード」を搭載し、日常的なメンテナンスの負担を軽減します。
5. 店舗に合わせて変更できる柔軟な積載スペース
運ぶ料理や食器、用途に応じて、1段目と2段目のトレイは6cm単位で高さを調整でき、段数も1~3段から選択できます。各段最大10kg、合計最大30kgまで積載でき、料理やドリンクの配膳・下膳に加え、食器や備品など、さまざまな物品の運搬にも活用できます。
6. “運ぶロボット”から“愛されるロボット”へ
フロントには、表情を表現するディスプレイと18.5インチの大型ディスプレイを搭載しています。メニューやキャンペーン、広告などを表示するサイネージとして活用できるほか、愛らしい表情やオリジナルフェイスなど、店舗やブランドに合わせたキャラクター表現にも対応します。ファミリーレストランでは親しみやすいキャラクターとして、ホテルでは洗練された案内役として、企業施設ではブランドの顔として、施設のニーズや世界観に合わせて、「個性」を表現できます。配膳機能にとどまらず、お客さまが思わず目を向け、親しみを感じられる存在を目指します。
ソフトバンクロボティクスは、今後もロボットと人との新たな関係を追及していきます。
製品ページ:
https://www.softbankrobotics.com/jp/product/delivery/servi-q/
製品に関するお問い合わせ先:
https://j.softbankrobotics.com/l/650173/2020-09-17/2c6dn3
■Bear Roboticsについて
米国シリコンバレー発のスタートアップとして、AIとロボティクス技術を活用した配膳ロボットをグローバルに展開しています。日本法人は2024年に設立され、日本市場に特化したソフトウェア開発、製品最適化、導入支援を推進しています。今回の提携を通じ、より多くの日本の現場に適したサービスを展開していきます。
出典:
https://www.softbankrobotics.com/jp/news/press/20260928a/
ご参考:
(株)光響が提供する製品・サービス情報:
・LiDAR(バックパック型・超高点群密度・ソリッドステート)
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