(レーザー関連)ソニー株式会社/ロービジョン者※1の創作意欲に寄り添う網膜投影カメラキットを発売

ソニーのイメージング技術が、”見えづらい”を”見える”に変えるプロジェクト「With My Eyes」をサポート

ソニーは、デジタルスチルカメラ サイバーショット®『DSC-HX99』と、株式会社QDレーザ(以下、QDレーザ社)のレーザ網膜投影技術を応用したビューファインダー『RETISSA NEOVIEWER (レティッサ ネオビューワ)』※2を組み合わせた、網膜投影カメラキット『DSC-HX99 RNV kit』を、数量限定で発売します。本商品の発売は、当社が主要賛同企業として参加している、QDレーザ社が展開するロービジョン者の”見えづらい”を”見える”に変えるプロジェクト「With My Eyes」での新たな取り組みです。

本商品の特性上、発売日の3月24日(金)以降、ソニーの直営店舗で『DSC-HX99 RNV kit』を体験した方のみ購入可能です。購入可能台数は、原則、1名につき1台です。詳細はこちらでご確認ください。

『DSC-HX99 RNV kit』は、眼のピント調節能力の影響を受けにくいレーザ網膜投影方式を利用することで、従来のビューファインダーや画面では撮影したい映像が見えづらい方も、カメラがとらえる景色を網膜に投影し、写真や動画を撮影することができます※3
あらゆるクリエイターの創作意欲に寄り添い、支援することをめざすソニーは、本商品を通じて、ロービジョンの方々にクリエイティビティを発揮する機会を提供し、撮影する楽しさや表現する喜びを届けます。

なお、より多くの方々に本商品を使用していただくことを目的に、当社が一部費用を負担することで、当該価格での提供が実現しました。また、日米の盲学校や特別支援学校、ロービジョン者を支援する団体等との連携や、本商品の寄贈も予定しています。

ソニーは、「クリエイティビティとテクノロジーの力で、世界を感動で満たす」 ことをPurpose (存在意義)とし、 多様なユーザーを包含するインクルーシブデザインを重視した商品・サービスづくりを進めています。
インクルーシブな未来に向けて、誰もが自分らしく、そして、感動を分かち合える世界をめざします。

株式会社QDレーザ 代表取締役社長 菅原 充 氏のコメント
QDレーザは「人の可能性を照らせ」という理念のもとに、新しい市場を創出する最先端の半導体レーザ企業として成長を続けています。『RETISSA NEOVIEWER』のレーザ網膜投影は、世界に先駆けて実用化した全く新しい技術です。ソニー様のデジタルスチルカメラと組み合わせた『DSC-HX99 RNV kit』によって、ロービジョンの方々が写真を撮ることを楽しみ、活動範囲を広げて、新しい世界を発見することを期待しています。

※1:
ロービジョンとは、何らかの原因により視覚に障がいがあり、メガネやコンタクトレンズを装着しても「見えにくい」「まぶしい」「見える範囲が狭くて歩きにくい」など日常生活での不自由さをきたしている状態を指します。その人口は世界に2億5千万人、日本国内では145万人と推定されています。

※2:
『RETISSA NEOVIEWER』は医療機器ではなく、特定の疾患の治療や補助、視力補正を意図するものではありません。見え方には個人差があるため、実機体験を推奨します。従来の呼称 『RETISSA SUPER CAPTURE』から改称されました。また、『RETISSA』および『NEOVIEWER』はQDレーザ社の登録商標です。

※3:
障がいのある部位・程度によっては映像の認識が難しい場合があります(網膜の機能が低下している場合など)。

網膜投影カメラキット『DSC-HX99 RNV kit』の主な特長

本商品は、ソニーのデジタルスチルカメラ サイバーショット『DSC-HX99』と、QDレーザ社のレーザ網膜投影技術を応用したビューファインダー『RETISSA NEOVIEWER』を組み合わせたカメラキットです。コンパクトボディに高倍率ズームレンズを搭載した『DSC-HX99』と、カメラがとらえる景色を網膜に投影する『RETISSA NEOVIEWER』との組み合わせにより、ロービジョン者も、様々なシーンの撮影を楽しむことができます※3。保存した静止画や動画※4は、USBケーブルを用いてデータを取り出し共有することも可能です。『DSC-HX99』と『RETISSA NEOVIEWER』の組み合わせにより、高倍率ズームなどを使用したカメラならではの撮影体験や、視力に依存しない網膜投影による新しい視覚体験を、ロービジョンの方々に提供します※3

デジタルスチルカメラ サイバーショット 『DSC-HX99』
『DSC-HX99』は、コンパクトボディに24-720mm※5の高倍率ズームレンズを搭載し、一台で広角から超望遠までをカバーするサイバーショットの高倍率ズームモデル(HXおよびWXシリーズ)の最上位機種です。高速・高精度なAF性能やRAW形式での記録対応など、本格的な撮影を楽しめる機能を搭載しています。(商品情報

※4:
本機は記録メディアを付属していません。別売のメモリースティック マイクロまたはmicroSDメモリーカードをお求めください。

※5:
画角(35mm判相当)。

RETISSA NEOVIEWER
『RETISSA NEOVIEWER』は、QDレーザ社独自のレーザ網膜投影技術を応用したビューファインダーです。眼のピント調節能力の影響を受けにくいレーザ網膜投影方式を利用して、ピントの合った画像を網膜の周辺部にまで投影することが可能です。従来のビューファインダーや画面では見えづらい方も、カメラがとらえる景色を網膜に投影し、写真や動画を撮影することができます※3。(商品情報

「With My Eyes」プロジェクトについて
QDレーザ社は、全世界 2億5千万人のロービジョン者の”見えづらい”を”見える”に変えるプロジェクト「With My Eyes」に2020年12月から取り組み、賛同企業と協力しながら、ロービジョンの方々に「見える体験」を届け、生活を豊かにすることを目的に活動を続けています。第一弾ではロービジョン者がレーザ網膜投影デバイスで写真撮影に挑んだ様子をおさめたドキュメントムービーを公開しました。ソニーは、第二弾より賛同企業として参加し、第三弾からは機材提供等も行い、主要賛同企業としてQDレーザ社と共同でプロジェクトを推進しています。

「With My Eyes」プロジェクト公式HP
第1弾プロジェクトムービー
第2弾プロジェクトムービー
第3弾プロジェクトムービー

イベント出展について
ソニーは、『DSC-HX99 RNV kit』を、2月23日から26日、神奈川県横浜市(パシフィコ横浜)で開催されるカメラと写真映像のワールドプレミアショー「CP+(シーピープラス)」で展示する予定です。また、3月13日から17日、米国カリフォルニア州アナハイムで開催される世界最大級のアクセシビリティに関する国際会議「第38回 CSUN Assistive Technology Conference(CSUN)」でも展示予定です。

『DSC-HX99 RNV kit』の主な仕様
主な仕様や詳細については、商品サイトをご覧ください。


「ソニー」および「Sony」、並びにこのプレスリリース上で使用される商品名、サービス名およびロゴマークは、ソニーグループ株式会社またはその関連会社の登録商標または商標です。『RETISSA』および『NEOVIEWER』はQDレーザ社の登録商標です。その他の商品名、サービス名、会社名またはロゴマークは、各社の商標、登録商標もしくは商号です

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ソニーマーケティング(株) 買い物相談窓口
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https://www.sony.jp/support/inquiry.html
TEL 050-3754-9555
受付時間 月~金:9:00~18:00

出典:
https://www.sony.co.jp/corporate/information/news/202302/23-007/

ご参考:
(株)光響より提供:株式会社QDレーザの製品情報

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