オースティン・ラッセルは、高校時代にカリフォルニア大学アーバイン校のベックマンレーザー研究所(Beckman Laser Institute)で拡張現実(AR)やワイヤレス給電のプロジェクトに関わったことがきっかけで、3D画像技術の開発を思い立った。
現在22歳のラッセルは、5年前に自動運転車向けのLiDARセンサーを開発するLuminar Technologiesを設立し、CEOに就任した。Luminarは、シリコンバレーのポートラ・バレーと、フロリダ州オーランドに拠点を構えている。同社はこれまでステルスモードで製品開発を続けてきたが、目標とする技術水準をクリアし、量産体制の準備を開始したことを明らかにした。
Luminarは、年内にオーランドの工場で1万台のLiDARを生産し、自動運転車メーカーに販売するという。同社は生産量を2018年に数十万台に増やし、将来的には数百万台規模にすることを目指している。
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