(レーザー関連)微生物の生理的状態を最短10分で定量的に評価し、識別する技術を開発

―物質生産や水質汚染の低減などへ応用でき、持続可能な社会の実現へ貢献―

NEDOと(株)ニコンソリューションズ、筑波大学は、植物や微生物を用いた高機能品生産技術の開発(スマートセルプロジェクト)に取り組んでおり、共焦点レーザー顕微鏡システムを用いて微生物の自家蛍光シグネチャーから細胞を傷つけることなく生きたままの生理的状態を高速で定量的に評価し、識別する細胞評価技術「CRIF法」および自動解析ソフトウエアを開発しました。

本技術を活用することで、従来数日かかっていた微生物の生理的状態の評価が10分~60分程度に短縮され、微生物をはじめ植物や動物の細胞育種などの研究を効率化できます。酵母など微生物を活用したバイオ製品の生産や、環境中の微生物を可視化することによる水質汚染の低減、再生医療など、実社会のさまざまな産業分野への展開が期待され、地球環境にやさしい、持続可能な社会の実現を加速します。

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