(レーザー関連)JR東海・東海旅客鉄道株式会社/「トンネル検査ロボット」の開発について

当社では、トンネルなどの土木構造物に対して適切な検査や修繕を行うことで健全性を維持し、鉄道の安全・安定輸送を確保しています。このうちトンネルの検査では、現在、コンクリート表面の目視検査に加え、検査員がハンマで壁面を打撃して内部の状態を把握する打音検査も実施しています。この打音検査は、高所作業による身体的負担が大きく、また検査員の経験に基づく技量が求められます。そこで当社は、労働力人口減少への対応や作業の効率化を目的として、中央新幹線への導入を目指し、打音検査のロボットによる自動化に向けて開発を進めてまいりました。このたび、「トンネル検査ロボット」のプロトタイプが完成しましたので、お知らせします。

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