ドローンの販売や産業向けソリューションを展開する、SkyLink Japan（株式会社WorldLink & Company 本社：京都市北区、代表取締役社長：須田信也）は、国内でも有数のUAV（ドローン）測量や3D計測の実績を有する扶和ドローン株式会社（本社：大阪府）との業務提携によるLiDAR（Light Detection And Ranging：光検知・測距）を活用した計測・測量ソリューションを、精度や広さ、距離などお客様のソリューション内容に応じた、パッケージ価格のプランで提供開始することをお知らせいたします。
弊社では、平成30年に公表された、国土交通省による「UAV搭載型レーザースキャナを用いた公共測量マニュアル（案）」に準拠したLiDAR技術を搭載したドローンによる、現場作業の大幅な効率化を推進してきました。国土交通省が進めるi-Constructionに係る測量作業において適用することを前提にしており、マニュアルに準拠することで、建設業の生産性向上だけでなく、労働環境改善による人材確保への貢献につながります。
しかし、UAVレーザー測量においては、マニュアルに準拠しながら、高い精度を確保することが長年課題とされており、まだまだ社会実装がすすんでいないのが現状です。
この度、業務提携を行う扶和ドローン社は測量業者登録制度に登録済みで、年間約150件を超える国内有数の測量実績を誇り、また全国に質の高いパイロットのネットワークを構築しております。弊社は、扶和ドローン社と協業し様々な現場での提案実績に裏付けられたノウハウをもとに、パッケージ化された高い品質のUAVレーザー測量ソリューションを提供を開始いたします。今後は各現場の課題に沿り、情報の安全性に配慮した国産ドローンによるフライトや、VTOL型ドローンによる超広域測量ソリューションの実現など、お客様の要望に応じた提案をすすめるとともに、レーザー測量の更なる社会実装を推進して参ります。
■SkyLink JapanのUAVレーザー測量ソリューションの特長
1.扶和ドローン社協業による独自のノウハウを活かした、高精度、かつ効率的な測量
2.パッケージ価格とマルチドローン体制による多様なニーズへの対応
3.ワンストップでのソリューション提供による、簡略な手続き
■ソリューションの流れ
弊社のソリューションはワンストップによるアウトソーシングを可能とし、煩雑な手続きは発生いたしません。
■選べる３つのパッケージコース
今回の新プランでは【標準コース】【精度管理・標準コース】【広域コース】の3つから、ニーズに応じた最適なコースを選ぶことができます。サービス価格は広さや距離に応じて、一律の料金を設定しているため、スムーズな導入が可能です。
【標準コース】
50haまでの測量に対応したベーシックなコースです。パイロットの派遣含めた飛行計画から、実際の現場での測量、得られたデータをもとにした2D/3Dデータ作成までワンストップで提供いたします。
【精度管理・標準コース】
標準コースのプラン内容に加え、調整点VRS観測と、精度管理表作成による精度管理を提供いたします。より正確な位置情報を希望されるお客様におすすめです。
【広域コース】
50haを超える広域での測量に対応したコースです。その他の基本的なプラン内容は、標準コースと変わりありません。最大400haまでのプランをご用意しております。
【オプション】
下記の図化作成もオプションで承っております。
・等高線図・横断面図・平面図
■LiDAR測量とは
LiDARとは「Light Detection and Ranging」の略であり、レーザー画像検出と測距を意味します。レーザーパルスを様々な対象物に送信し、その散乱や反射光の強度とタイミングを観測することで、地形や地上の情報を読み取る技術です。LiDAR自体は何十年も前から存在している技術ですが、ドローンに搭載するのに適したサイズでも、必要な出力を得られるようになったのは、ごく最近のことです。現在ドローン測量において主流である、写真測量では困難とされる現場での活用が、期待されています。
■「建設・測量 生産性向上展」に協同出展いたします
〇開催展名
第3回 建設・測量 生産性向上展（CSPI-EXPO）
〇会期
2021年5月12日（水）〜 5月14日（金）（10時〜17時/最終日のみ16時）
〇会場
幕張メッセ ２ホール F-31ブース（〒261-8550 千葉県千葉市美浜区中瀬２-１）
扶和ドローン社と協業で、VTOL機「Wingcopter 178 Heavy Lift」など出展予定。是非お越しください。
出典：
https://www.skylinkjapan.com/news/lidar-i-construction