共焦点レーザー顕微鏡システム「A1 HD25」「A1R HD25」を発売

株式会社ニコン(社長:牛田 一雄、東京都港区)の子会社、株式会社ニコンインステック(社長:木村 俊一、東京都港区)は、面積比で従来の約2倍にあたる世界最大※1の視野数※225mmの広視野を高速・高解像に画像取得が可能な共焦点レーザー顕微鏡システム「A1 HD25」「A1R HD25」を発売します。

発売概要
商品名:
共焦点レーザー顕微鏡システム「A1 HD25」
共焦点レーザー顕微鏡システム「A1R HD25」

価格(税別):
「A1 HD25」 35,000,000円~
「A1R HD25」 37,000,000円~
(価格は仕様により異なります)

発売時期:
2018年8月31日

開発の背景
共焦点レーザー顕微鏡は、光を検知する受光部にピンホールを設けて、焦点から外れた不要光をカットすることにより、コントラストの良いクリアな画像が得られる顕微鏡システムです。厚い試料であっても、複数の高さで撮影した画像を合成して立体画像を作成し、観察することができます。バイオサイエンス分野では、生体組織やモデル生物(ゼブラフィッシュ、ショウジョウバエなど)のように、大型なサンプルを生きたまま観察し、その反応や変化を研究、解析するニーズが高まっています。ニコンはこのようなニーズに応え、世界最大の視野数25mmの広視野観察を実現した共焦点レーザー顕微鏡システム「A1 HD25」「A1R HD25」を開発。生体組織やモデル生物の全体像を観察する際でも、広視野を高速・高解像に画像取得し、撮影にかかる時間を短縮することができます。

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