X軸モーターユニットの組み立て
ステッピングモーターをmotor mount plate x-axisにM3×6 六角穴付きボルトで取り付ける。その後、タイミングプーリーを取り付ける。
ステッピングモーターに、motor mount plate y-axisをM3×6 六角穴付きボルトで取り付ける。motor mount plate y-axisの穴の位置が左右対称になるようにする。
X軸の組み立て用備品を揃える。
X軸モーターユニット、mini v plate_C、mini v plate_L、mini v plate_R、V-slot 450mm、光学ステージ、タイミングベルト106㎝を用意する。
マニュアルに従って、X軸を組み立てる。V-slot 450mmをmini v plate_Cのローラーの間に挟み込む形で差し入れ、偏心スペーサーを回し、ホイールの位置(つまり各ホイール間の距離)を変える。これにより、がたつきがなく、且つV-slotを縦にしたときに下にmini v plate Cがスライドして落ちる程度まで調整を行う。
マニュアルに従って、X軸モーターユニット、mini v plate_C、mini v plate_L、mini v plate_R、V-slot 450mmに取り付け、光学ステージ、タイミングベルト106㎝を付けて組み立てる。
完成されたX軸ユニットに対してY軸ユニットを組み込むため、4本のV-slot 410mm、2個のY軸モーターユニット、2個のidler pulley plate、2本のタイミングベルト100cm等を用意する。
マニュアルに従って、フレームを組み立てる。ここで、フレームを構成するフランケットを締めるネジが各1本ずつのため、十分に締めないとフレームが変形してくる。
マニュアルに示されている図はY軸ユニットとidler pulley plateの付ける位置が間違っている。後のマニュアル写真に従って組み立てると上図の様にできる。
マニュアルに従って、基板取り付けの準備を行う。
PCBケースにレーザー基板とコントロール基板を取り付けて、そのPCBケースを本体後ろのV-slot 410mmに固定する。
マニュアルに従って、配線ケーブルの準備を行う。
マニュアルに従って、LaserケーブルとY-Axis-Rケーブルを配線する。
マニュアルに従って、X-Axisケーブルを配線する。
マニュアルに従って、Y-Axis-Lケーブルのリミットスイッチ、Foot Switchケーブルのリミットスイッチへの配線を行う。
マニュアルに従って、PCBケースの組立の準備を行う。
PCBケースの組立が完了する。
マニュアルに従って、レーザーユニットの取り付けの準備を行う。なお、今回のキットでは光学キャリアが光学ステージに組み合わされてパーツになっていた。そのため、このパーツを取り外して、本作業まで、パーツを保存していた。
マニュアルに従って、光学キャリアをレーザーユニット中央のネジ穴に仮止めしておき、高さ調整用アクリルを介して光学キャリアが傾かないように矢印方向に押さえつけ、M6×8 六角穴付きボルトを締めて固定した。そして、レーザー光学ユニットを光学ステージにセットして完成する。
設備が完成したので電源、パソコンとの接続を行う。なお、加工材料の下には鉄板を置いた。
レーザーの焦点は、光学キャリアのダイアルねじ緩め、レーザーユニットの下部が高さ調整用アクリル当たるまで引き下げ、その上で、再度光学キャリアのダイアルねじを締めて固定する。
完成された装置で。445nmレーザーダイオード 1.6Wの加工ができる。
黄色の色紙に加工した例
茶色の色紙に加工した例
赤色の色紙に加工した例
「執筆者:株式会社光響 中川」