国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構
住友重機械工業株式会社
日立造船株式会社
国立大学法人九州大学
国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)
~重粒子加速器の小型化をレーザー技術で目指す~
【発表のポイント】
- 重粒子線がん治療装置を小型化する“量子メス”実現のための新型イオン入射装置の原型機が完成
- 産官学連携で開発した技術を統合し、レーザー・プラズマ加速を用いたレーザー駆動イオン入射装置を社会実装へ
- 原型機を用いた統合試験の開始で量子メス実現に向けた設計が大きく前進
量子科学技術研究開発機構(理事長 小安重夫、以下「QST」)量子技術基盤研究部門関西光量子科学研究所(以下「関西研」)量子応用光学研究部、QST革新プロジェクト・量子メスプロジェクトの榊泰直上席研究員(九州大学 大学院総合理工学研究院 連携講座 教授を兼任)、小島完興主任研究員らは、住友重機械工業株式会社(代表取締役社長 下村真司)、日立造船株式会社(取締役社長兼CEO三野禎男)との共同研究にて、レーザー・プラズマ加速を用いたレーザー駆動イオン入射装置の原型機を世界で初めて開発し、小型重粒子がん治療装置“量子メス”の実現に向けた統合試験を開始した。
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