日本など先進国では、物流を担う運送会社で人手不足が深刻化しているが、そうした状況の解決策となりうるのが配達ロボットだろう。このほどイタリア・クレモナで試験運転が行われた「YAPE」もそうした配達ロボット。カメラやセンサーで周囲の状況を見ながら、街中をスムーズに移動し、目的地に荷物を届ける。
信号もモニター
YAPEは二輪で、自動でバランスをとる。GPS、ビデオカメラ、深度計測レーザー、そしてセンサーを駆使して、人や車、障害物、道路の穴などを避けながら走行することができる。舗装された道路はもちろん、でこぼこの石畳道でも転ぶことはない。また、街中に張り巡らされたセンサーにワイヤレスでアクセスし、信号や交通の流れなどをモニターする賢さも併せ持つ。
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