透明なクリスタルガラスの中に花や人が白く描かれていて、下にも裏側にも何処にも傷も彫った跡も無い。そんな3Dレーザーアートを初めて見た時は、随分驚かされたものだ。子供の頃にボトルシップを見た時のようなドキドキ感があった。どうやって細工したのかと、クルクル回してみた方もおられるのではないだろうか。
最近では、記念品や販促品なんかとして割合よく見かけるようになり、特に珍しい、というものではなくなったが、どうやって外側に傷をつけずに内部に細工を施しているのか、というのは意外と知られていない。アクリルやクリスタルガラスの中でレーザーを衝突させて微細な傷(クラック)をつけて彫刻を施していく、という方法なのだが、具体的には以下をご覧頂きたい。レーザーを細工したい箇所にレンズで集光し、内部に100μ程の小さな傷を付ける。
レーザーの焦点を3Dデータに合わせて移動させ、クラックを作っていくことで内部に絵を描いていくことで、外には傷の無い3D彫刻ができあがるのだ。
細かさに驚くタンポポの綿毛から、
バイクなんかの機械も、データさえあれば自由自在だ。しかも、この3Dレーザーアートは飾る時のひと工夫で更にその美しさを堪能できる方法がある。
下から光を当てれば、こんなに幻想的な美しさを堪能できるのだ。
他にもこんな楽しみ方をしている海外の方もおられるようで、アイデア次第でどんな楽しみ方もできる優れものとなっている。因みに、残念ながらコレは海外のファンの方が作成されたもので、公式アイテムではないとのこと。悪しからず御了承頂きたい。何か良いことがあった、入学、卒業、結婚、何もないけど作って見たかったから、等々、記念でも記念でなくても、興味のある方は一度お好みの物を作って飾ってみるのも、日々の彩の一つになるかもしれない。
作製されたい方は株式会社光響までご連絡ください
連絡先:info@symphotony.com
*skillots
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(図2)
**https://sc01.alicdn.com/kf/HTB1g4YYIVXXXXXLaXXX760XFXXXB/2016-high-quality-crystal-3d-laser-cube.png (図3)
https://encrypted-tbn0.gstatic.com/images?q=tbn:ANd9GcRnnyfxYxDMitRLVJMYjQlwoH3Ko__fWZmWvxwlH7acWBkAQxcuUg (図4)
http://wm.netprice.co.jp/@0_img/goodsimg/Q93761/m_01.jpg?_ex=400×400 (図5)
http://pk-mn.com/image/news/2015/05/30/pokemon-3d-laser-crystal-monster-ball-11.jpg (図6)
http://livedoor.blogimg.jp/watanomi0627/imgs/1/a/1a3499c7.jpg (Top画像)
執筆者:株式会社光響 緒方