福島医大が「食道がん」新治療導入 レーザー光を当て腫瘍破壊

福島医大病院内視鏡診療部長の引地拓人医師(48)のグループは本年度、内視鏡で特殊なレーザー光を当て、食道がんを壊死(えし)させる治療「光線力学療法(PDT)」を導入した。東北では東北大病院、秋田大病院に次ぐ3施設目で、放射線治療後もがんが残ったり、再発した患者への新たな選択肢として期待されている。腫瘍に集まり光に反応する性質を持つ薬品を注射し、4時間後に口から挿入した内視鏡を使いレーザー光を当てて腫瘍を破壊する。2015(平成27)年に京都大の武藤学教授(福島医大卒)らが行ったPDTの治験では、26人中23人で食道がんが消えたという。

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