三菱ロジスネクスト株式会社（代表者：取締役社長 御子神 隆、本社：京都府 長岡京市、以下、当社）は、2018年11月13日に、レーザー誘導方式無人フォークリフト「RACK FORK Auto（ラックフォークオート）」（1.0～1.5トン積）を全国の三菱ロジスネクスト販売店を通じて、発売開始いたします。現在、生産・物流の現場において労働生産性の向上が重要な課題となっています。この状況を背景に、省人化・自動化・無人化のニーズは高まり、無人フォークリフトの需要も増加しています。当社は、1971年に世界で初めて無人フォークリフトを開発して以来(※1)、常に最先端のテクノロジーをもって無人化ニーズに応えてまいりました。 2017 年 4 月には、レーザー誘導方式による無人フォークリフト「PLATTER Auto（プラッターオート）」を国内で発売し、多くのお客様よりご好評をいただいております。このたび新発売するレーザー誘導方式無人フォークリフト「RACK FORK Auto（ラックフォークオート）」は、レーザー誘導方式ならではの走行ルートの柔軟性に加え、より高揚高での入出庫作業と、車体の向きを変えず3方向（前方・右側・左側）の荷役が可能なスリーウェイタイプバッテリーフォークリフト「ラックフォーク」の特長を兼ね備えた無人フォークリフトです。
【製 品 名】 レーザー誘導方式無人フォークリフト「RACK FORK Auto（ラックフォークオート）」
【製品写真】 RFTL10-MG80LA-550MAF（1,000kg 積み、5.5m 揚高マスト装着車）
※1 旧 日本輸送機株式会社
【主な特長】
１．保管スペースを有効活用
①「シフト＆ローテート機能」
シフトとローテート（回転）により車体の向きを変えずに、車体の左右と前方での3方向の荷役に対応します。これにより、ラック間の通路幅を大幅に削減（最小 1,420ｍｍ）出来ます。また、通常のフォークリフトに比べ、高揚高（最大 6,500ｍｍ）の荷役作業が可能です。
２．レーザー誘導方式を採用した無人フォークリフト
従来の磁気誘導方式では、走行ルートの床面に磁気棒の埋設工事が必要でしたが、本製品はレーザースキャナで反射板を検出し自分の位置を把握して走行する、「レーザー誘導方式」を採用しています。「レーザー誘導方式」採用によるメリットは以下のとおり。
①床面工事が不要
磁気棒の埋設工事が不要なため、床工事不可の物流現場（既設や賃貸の工場・倉庫等）への導入に最適です。また、施工時、床のカッティング工事を行わないため発塵が無く、クリーンな環境で導入が可能です。
②稼働を止めずに導入が可能
磁気棒の埋設工事が不要なため、工事期間の短縮を図ることができ、工場・倉庫の稼働を止めずに導入いただけます。
③オペレーションの変化に柔軟に対応可能
従来の磁気誘導方式は、ルート全域に対し床面工事をするため、導入後の走行ルートの変更が困難でしたが、「レーザー誘導方式」は床面の施工が不要なため、レイアウト変更を容易に行うことが可能です。（別途、ソフト改造費が必要となります）
３．独自の稼働管理システムの採用で生産性が向上
①新複数台稼働管理システム
「Route Optimizer （ルートオプティマイザー）」を搭載 本製品に搭載の新複数台稼働管理システム「Route Optimizer（ルートオプティマイザー）」は、運行管理端末に登録した稼働指示に従い、レーザー誘導方式無人フォークリフトを複数台同時に稼働させる制御システムです。独自の運行制御技術により、限られた空間で、それぞれの無人フォークリフトが最適ルートを選択し、作業の効率化を図ります。当社では、レーザー誘導方式無人フォークリフト「RACKFORK Auto（ラックフォークオート）」 をラインアップに加え、豊富な省人化・無人化製品を複合的にご提案させて頂くとともに、更なる製品の開発と拡販に努めてまいります。
出典：https://www.logisnext.com/files/news/file00000943-01.pdf
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