(レーザー関連)工業炉の加熱品質向上・安全性強化を実現 独自のレーザー技術を活用した新たなバーナー監視機器「LaserMethane-i」を開発

東京ガスエンジニアリングソリューションズ(社長:比護 隆、東京ガス株式会社100%出資子会社、以下「TGES」)は、TGES独自の技術で、世界各国で都市ガス事業の保安等に活用されているレーザーによる遠隔ガス検知技術を応用した「LaserMethane-i(レーザーメタン・アイ)」(以下「本製品」)を新たに開発し、このたび、日本製鉄株式会社の瀬戸内製鉄所に8台導入しました。加熱工程の品質管理や未燃ガスによる煤の発生、偶発的な異常燃焼の防止のために非常に重要である工業炉のバーナー燃焼状態の監視は、一般的にフレームロッド、またはUVの検知装置によって行なわれていますが、振動する設備や高温の熱源に近いとそれらの影響を受けることもあり、耐久性、メンテナンス性に関して課題がありました。本製品は、レーザーにより排気ガス中の未燃ガス検知を遠隔で実施することで、熱や振動の影響を軽減します。さらに堅牢なケースで保護し、冷却エアによる熱対策も施すことで、長期間安心して利用できる製品です。TGESは、東京ガスグループの半世紀にわたるLNG利活用で培った知見を活かしたソリューションの提供を通じて、製造業における品質向上と働く人々の安全性の向上に貢献してまいります。

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