-化学反応の新しいルート「ローミング過程」の可視化に成功 -
発表のポイント
- 分子内を歩き回る水素原子の時間分解計測により、分子内で起こる化学反応の新しいルートである「ローミング過程」の可視化に世界で初めて成功
- 従来の予測より5桁も速く進行する脱励起過程を発見
- 燃焼反応における化学組成の予測精度向上や新奇な化学反応の開拓につながる成果
国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構(理事長 平野俊夫、以下「量研」という。)量子ビーム科学部門関西光科学研究所の遠藤友随研究員、国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学(総長 松尾清一、以下「名古屋大学」という。)物質科学国際研究センターおよび同大学大学院理学研究科の菱川明栄教授ら、Institut national de la recherche scientifique, Centre Énergie, Matériaux et Télécommunications(INRS-ÉMT, カナダ)のFrançois Légaré教授、Heide Ibrahim博士らの国際共同研究グループは、分子内を歩き回る水素原子の姿を直接捉え、化学反応の新しいルートとして注目されているローミング過程を可視化することに世界で初めて成功しました。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。