(レーザー関連)微生物に優しい光濃縮技術の開発に成功/バブルを模倣した基板で乳酸菌を生きたまま大面積捕集できる原理を世界で初めて発見!

大阪府立大学(学長:辰巳砂 昌弘)21世紀科学研究センターLAC-SYS研究所の研究チーム(林康太(大学院理学系研究科 博士前期課程2年)、飯田琢也 所長、床波志保 副所長ら)は、従来の光発熱集合の際に発生する気泡と同程度の大きさである直径100 μmのビーズ(擬似気泡)の上部を白金でコーティングしたバブル模倣基板にレーザーを照射することで、レーザーの出力を高めても乳酸菌を生きたまま(95%以上の高生存率を保持)かつ遠隔的に高密度で集積できる新原理を世界で初めて発見しました。
本研究成果は、光による生体サンプルへのダメージを極限まで抑制して高濃縮する新原理を発見したもので、迅速・高感度・簡便な細菌・ウイルスなどの微生物検査法の革新につながります。なお、本研究成果は国際科学誌「Communications Biology」に3月22日(月)19時(日本時間)にオンライン掲載されます。

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