――トポロジカル物質の光制御に道を拓く――
1.発表者:
島野 亮(東京大学 低温科学研究センター研究開発部門/
大学院理学系研究科 物理学専攻 教授)
吉川 尚孝(東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 助教)
小川 和馬(東京大学 大学院理学系研究科 物理学専攻 修士課程)
塚﨑 敦(東北大学 金属材料研究所 低温物理学研究部門 教授)
藤原 宏平(東北大学 金属材料研究所 低温物理学研究部門 准教授)
2.発表のポイント:
- トポロジカル物質の一つである磁性ワイル半金属の磁化とカイラリティを光で反転させることに成功した。
- エネルギー散逸を伴わない電流を生む異常ホール効果の符号を光で制御することを可能にした。
- トポロジカル物質を用いた新たな光機能デバイスへの応用展開が期待される。
3.発表概要:
JST 戦略的創造研究推進事業において、東京大学低温科学研究センターの島野亮教授、東京大学大学院理学系研究科の吉川尚孝助教、小川和馬大学院生、東北大学金属材料研究所の塚﨑敦教授、藤原宏平准教授の共同研究グループは、トポロジカル物質注 1)の一種である磁性ワイル半金属注 2)中の電子が持つカイラリティ注 3)と磁化注 4)を光によって反転させることに成功しました。
この情報へのアクセスはメンバーに限定されています。ログインしてください。メンバー登録は下記リンクをクリックしてください。