(テラヘルツ関連)東北大学/特殊な磁性体を使い 従来の約4倍高強度の光誘起テラヘルツ波発生に成功

─ 素子の単純構造と白金不要な特長を生かして産業応用にも期待 ─

【発表のポイント】

  • 典型的な磁性体から発生するテラヘルツ波(注 1)よりも、約4倍高強度のテラヘルツ波発生を観測しました。
  • ワイル磁性体(注 2)に特有のトポロジカル物質(注 3)の電子構造に由来する巨大異常ホール効果(注 4)に起因することを明らかにしました。
  • ワイル磁性体における光とスピンの織りなす物性の理解を前進させると同時に、新しい機能性を見出した成果です。

【概要】
 現在、トポロジカルな電子構造を有する物質(トポロジカル物質)の基礎的研究が世界各国で精力的に行われています。トポロジカル物質の一つであるワイル磁性体は、巨大な異常ホール効果等を発生することが明らかとなり、国内外の大学や研究機関、企業で産業応用へ向けた材料開発の取り組みがすでに進んでいます。

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