発表のポイント:
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波長帯一括変換技術を適用した超広帯域光増幅中継器を新たに開発することで、従来光通信に利用できなかった長波長帯(X帯)を新たに開拓し、従来帯域の6.7倍超となる世界最大の波長帯域の広帯域化(信号帯域:27THz)を実証しました。
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光ファイバ内で生じる特有の非線形作用を積極的に利用した伝送設計技術により、従来伝送が困難であった新規超長波長帯(X帯)を含む27THz全帯域にわたり、1,000km以上の長距離光伝送の実証に成功しました。
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本成果により、既存光ファイバを用いて、ファイバ1芯あたり従来の10倍超の大容量化と、東名阪区間をカバー可能な1,000km以上の長距離化の両立が可能となり、増大し続けるデータトラフィックを収容可能な基幹光ネットワークの実現が期待されます。
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