レーザプロジェクタによる網膜投影技術『VISIRIUM®テクノロジー』を応用した、ロービジョンの方に向けた放送視聴サービスへの取り組みをスタート

スカパーJSAT株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長:高田 真治、以下スカパーJSAT)は、株式会社QD レーザ(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:菅原 充、以下QD レーザ)が研究・開発を進める超小型レーザプロジェクタによる網膜投影技術、
『VISIRIUM® Technology(ビジリウムテクノロジー)』を用い、ロービジョンの方に向けた放送視聴サービスを提供するための取り組みを開始したことをお知らせいたします。スカパーJSATは従来の有料多チャンネル放送「スカパー!」というメディア事業に加え、より広い領域でのエンターテイメントを世の中に提供するLIFE事業(新事業)に着手しています。今回の取り組みは、その一環として、ロービジョンの方にもスカパー!放送サービスを楽しんでいただきたいとの考えから、QDレーザと共に技術的検討を重ねてまいりました。
現在、ロービジョンの方は国内に約150万人以上いると推測されております。このうち10%程度の方は、網膜に直接投影するQDレーザの独自技術『VISIRIUM® テクノロジー』を用いることで、映像を見ることができると推定しております。なお、視力(ピント調節能力)によらず映像を見られる技術は、ロービジョンの方だけではなく、一般の方にもご利用いただけるものです。このたび、『VISIRIUM®テクノロジー』を用いてスカパー!放送サービスをご視聴いただくことについての一定の実証が完了したため、11月1日(木)~3日(土)にすみだ産業会館サンライ
ズホールにて開催される視覚障がい者向け総合イベント「Sight World」にデモシステムを初めて出展し、体験いただくことといたしました。

スカパーJSATは、より多くの方々がスカパー!で放送するスポーツ、映画、ドラマなどの多彩なエンターテイメントをご家族やご友人と一緒にお楽しみいただき、充実した生活の一助としていただけるよう、今後もこのような取り組みを進めてまいります。

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