日本電信電話株式会社(東京都千代田区、代表取締役社長:鵜浦博夫、以下 NTT)と株式会社 KDDI 総合研究所(本社:埼玉県ふじみ野市、代表取締役所長:中島康之、以下 KDDI総合研究所)、住友電気工業株式会社(本社:大阪市中央区、社長:井上治、以下 住友電工)、株式会社フジクラ(本社:東京都江東区、取締役社長:伊藤雅彦、以下 フジクラ)、古河電気工業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:小林敬一、以下 古河電工)、日本電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役 執行役員社長 兼 CEO:新野 隆、以下 NEC)、学校法人千葉工業大学(千葉県習志野市、学長:小宮一仁、以下 千葉工大)は、現在広く使用されている光ファイバと同じ細さで、1 本に 4 個の光の通り道(コア)を有するマルチコア光ファイバを用い、世界最大の毎秒 118.5 テラ・ビット※1 伝送を実現しました。今回、現在の光ファイバと同じ細さの国際規格に準拠したガラス直径(125 μm)※2 を採用したことにより、既存の光ファイバ製造技術や、光ファイバ同士を接続する光コネクタなど既存の周辺技術が活用できると同時に、複数メーカーの要素技術を組み合わせて長距離かつ大容量のマルチコア伝送システムが構築できることを実証しました。この研究で、マルチコア光ファイバを活用した光通信システムの実用化に向け大きく前進したと言えます。
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