テラヘルツ光を用いた遠距離セシウム検出法の開発

発表のポイント

  • ナノ空間の箱の中では、重原子イオンはたいへんゆっくり振動することを格子振動(フォノンモード)計算とテラヘルツ分光法により明らかにしました。この特徴を活かして、セシウムイオンを非接触で検出できる新しいテラヘルツ光センシング技術を開発しました。
  • 検出マーカーとして開発したマンガン-鉄シアノ骨格錯体は、液中に溶存しているセシウムイオン濃度を知らせる役割とともに、セシウム吸着材料として知られるプルシアンブルーよりも高収量でセシウムイオンを捕捉できる究極の吸着材料であることを見出しました。
  • このテラヘルツ光を利用した新しいセシウムイオン検出法は、危険な環境や有害な状況下での放射性セシウムイオンなどの非接触検出と回収に有効であると期待されます。

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