木材が曲げ放題! レーザー加工機でリビングヒンジ!!

木と石は人間と付き合いの長い素材だ。
文明が生まれる前から一番身近にあって、何か道具を使うことを思いついた時に手を伸ばしたらそこにあったから使ってみた。そんな光景が簡単に思い描けるほどありふれているものだ。殊に、日本人にとって気は本当に身近だ。紙に家に傘にとあらゆるものが木由来で作られ、大いに生活を便利にしてくれたわけだが、木の加工というのは案外というか相当に手順と技術が必要なものなのだ。真っ直ぐな木材を使って家や家具を作るだけでも、伐採→葉枯らし→運搬→選別→製材→乾燥→加工、と基本的にこの程度の処理が必要となる。

ここに、木材を曲げる、という加工が加わると更に水に浸けて熱湯につけて型通りにまげて乾燥、等々の作業が追加となって、更に工程は増えることになる。大館の名産品「曲げわっぱ」だけを見ても相当な職人技だ。木材加工の多くは、長らく本職の方が行うもので、普通人の我々がやることと言ったら、竹ひごや割り箸を蝋燭の火で熱して曲げる程度、だろうか。しかし、文明の利器の発展により、一般人でも簡単に手が出せるようになってきている。

写真はレーザー加工機でヒンジ加工した木材だ。ヒンジ加工ということは勿論、曲がる。
こんな風に。


ヒンジとは所謂、蝶番のことで、部材と部材との継ぎ目、または支点。構造物で、ピンなどを用いて、上下左右には動かないが回転は自由にできるようにした接合の状態を言う(デジタル大辞泉より)。この加工がレーザーで簡単にできてしまうとは、文明の利器は本当に偉大だ。
これだけ良く曲がってくれるなら、例えば、

ブックカバーやカバンまで作れてしまう、ということだ。
曲がらなければ作れない、というものは考えただけでも山ほどある。大型連休も近づいてきていることだし、ちょっとモノヅクリに嵌ってみようかな、という気分の方はお試しになってみるのも一興だろう。やってみたいがレーザー加工機を持ってないよ、という方は、以下で弊社おススメ加工機を御紹介している。

おススメ!!レーザー加工機ご紹介 ①

おススメ!!レーザー加工機ご紹介 ①

何かの参考にして頂ければ幸いだ。

参考
*Makers Love

木材がグネグネ曲がるリビングヒンジ特集


http://makerslove.com/wp-content/uploads/2017/06/IMG_2394.jpg (画像1)
http://makerslove.com/wp-content/uploads/2017/06/IMG_2395.jpg (画像2)

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(Top画像)

執筆者:株式会社光響  緒方