お家で猫と一緒に暮らしていらっしゃる方、或いは犬と生活を共にしていらっしゃる方。自分たちが留守にしている間、猫が暇に飽かせてカーテンやトイレットペーパーに横暴な振る舞いをしていないか、とか、退屈を持て余した犬がソファーやスニーカーに致命的なダメージを与えていないか、という心配をしたことがおありではないだろうか。もしかしたら、既に、荒れ果てた自宅に帰って呆然と立ち竦む、という状況をご経験済みかもしれない。
動物は、時に人間ごときが予想もしない発想で、予想もつかないことをやってのけてくれるものだ。寂しかったり、退屈していたり、体力があり余ったりしているなら尚更だ。彼らに悪気はないのだろうが、後片付けに追われる身としては、寂しい思いをさせているのかもしれないという罪悪感も相まって色々と辛いものがある。
そこで、飼い主が外出中でも自宅のペットと遊んであげられるアイテムを活用して、犬や猫の運動不足・ストレス解消・退屈しのぎ問題を解決してみては如何だろうか。
*Felik on Indiegogo
この動画の製品は「Felik」。見ての通りレーザーポインターで犬や猫と自動で遊んでくれる製品だ。
大して目新しくないじゃないか、と感じられた方にそれが大きな間違いだとお伝えしなければならない。この「Felik」は、カメラと発展著しいAIが搭載されたスマートデバイスなのだ。
その場に飼い主がいなくてもオートで遊んでくれるのは勿論のこと、搭載されたAIが犬や猫の行動パターンを学習して、それぞれに最適な遊びや運動を提供してくれる。それぞれの体力や動きのクセを把握して個性に応じたアルゴリズムを構築してくれるわけだ。
これまでに多くの外出先で使えるレーザーポインター式猫(犬)じゃらしガジェットが発売されてきたが、レーザーの動きを人間が制御しなければなかったり、動きが画一的だったりするのが普通だった。でも、「Felik」は違う。本物の虫やネズミのような動きで犬や猫から逃げてくれるので、狩猟本能を刺激して楽しみながら運動させてあげることができるのだ。内蔵のクァッドコアCPUのおかげで、レーザーポインターの動きがパターン化されることは無く、飽きさせることなく遊ばせてくれるという人間にもペットにも魅力的な逸品になっている。
専用のスマホアプリを使えば、遊ぶ様子を外出先からいつでも確認することが可能で、何時に起動させるか、何分遊ばせるか、といった設定もスマホから簡単に行える。また、設置場所もスタンド付きで安定設置、テーブルや床の上では悪戯で破壊される心配をしてしまう方には壁への取り付けも可能。どんな部屋にも置いても違和感のないデザインで内装にこだわる方にも嬉しいアイテムだ。
但し、レーザーポインターは捕まえることができないので、犬や猫の狩猟本能を完璧に満足させることはできない。時間のある時には、人間が力いっぱい遊んであげることがとても重要なのだということもお忘れなく。
仕事が忙しくて犬や猫を充分にかまってあげられない方、構ってあげていてもパソコンの上に乗ったり、ペンを奪い取ろうとしてきたりする甘えん坊な動物と暮らしておられる方、傍若無人な同居生物からコタツ布団やテーブルの脚やゴミ箱を死守したい方は是非ともお試しあれ。人間は安心、犬や猫は楽しい、という幸せペットライフを提供してくれるかもしれない。価格は110ドル(約12,000円・スタンド込み)。クラウドファンディング「Indiegogo」で購入できる。
参考
*TECHABLE
https://techable.jp/archives/86619
https://techable.jp/wp-content/uploads/2018/11/tech181101felik2-300×225.png (Top画像)
*INDIEGOGO
https://www.indiegogo.com/projects/felik-world-s-first-ai-powered-pet-toy#/
https://s3-us-west-2.amazonaws.com/felik-indiegogo/main_app_screen.png (図3 加工)
https://s3-us-west-2.amazonaws.com/felik-indiegogo/IMG_5879.JPG
(図4 加工)
http://livedoor.blogimg.jp/karapaia_zaeega/imgs/7/2/72076ff5.jpg (図1)
https://rr.img.naver.jp/mig?
src=http%3A%2F%2Fimgcc.naver.jp%2Fkaze%2Fmission%
2FUSER%2F20150524%2F74%2F7330124%2F66%2F604x599x0d5b1c4c7f720f698946c7f6.jpg%2F300%
2F600&twidth=300&theight=600&qlt=80&res_format=jpg&op=r (図2)
執筆者:株式会社光響 緒方