レーザー光内視鏡で胃がんの発見率が向上することを証明

京都府立医科大学大学院医学研究科消化器内科学助教 土肥統、准教授 内藤裕二、教授 伊藤義人らの共同研究グループは、レーザー光による画像強調内視鏡観察(BLI-bright)を用いることで早期胃癌の発見率を向上させることを明らかにし、本件に関する論文が、科学雑誌『Gastrointestinal Endoscopy』に2019年1月号で掲載されましたのでお知らせします。

本研究は、本邦においてがんの罹患数が2番目に多い胃がんを対象に、早期発見するために必要不可欠である内視鏡検査において従来の白色光による観察と比較し、レーザー光内視鏡の画像強調観察であるBLI-brightを用いることにより、胃癌の発見率が向上することを証明しました。本研究グループはこれまでにも、白色光と比較しレーザー光内視鏡の画像強調観察(BLI)が胃がんの組織診断能においても優れていることも報告しており、本研究成果により胃がんの見逃しを減らし、より多くの胃がんを早期に発見・診断することで胃がんによる死亡を減少させることが期待されます。

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