レーザーとマイクロ流体チップによる超高速セルソーター ~レーザーで従来方法の限界を突破~

【概要】
奈良先端科学技術大学院大学先端科学技術研究科物質創成科学領域の細川陽一郎(ほそかわ よういちろう)教授、飯野敬矩(いいの たかのり)元特任助教、東京大学大学院工学系研究科の小関泰之(おぜきやすゆき)准教授、東京大学大学院理学系研究科の合田圭介(ごうだ けいすけ)教授らは、奈良先端科学技術大学院大学、東京大学、名古屋大学から構成される共同研究チームとともに、レーザーを用いて、マイクロメートルサイズの細胞や粒子を高速に判別し、1つ1つ高効率かつ高純度に分取する技術を開発しました。現在、このような粒子ごとの選別技術が、医学、生物学、細胞工学、環境工学などの分野で注目されており、電気的・機械的な方法により粒子を高速に分取する装置が開発され普及しています。本研究では、レーザーとマイクロチップを駆使することにより、これらの従来の高速分取装置では突破できなかった限界を超える方法提案に成功し、“超”高速セルソーターを実現する要素技術を開発しました。近年、海洋や飲料水中のマイクロプラスチック、海底堆積物中に含まれる鉱物資源、血中のがん細胞など、人体に影響を及ぼす種々の微粒子が注目され、その性質や特徴を1粒子ごとに明らかにしようとされています。このような研究では、多種多様な細胞や微粒子の中から目的の細胞や粒子を1つ1つ判別し、分取することが不可欠であり、それを実現するセルソーターと呼ばれる装置が広く普及しています。セルソーターでは、マイクロメートルサイズの流路に粒子を1つ1つ流し、流れる粒子を判別して分取します。

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