森林・山間部向け3Dマッピング装置 「バックパック型3Dレーザースキャナセット」の販売を開始

このたび株式会社光響(代表取締役 住村和彦、本社 京都府京都市)は、既に販売中のLiDARシステムとSLAM(Simultaneous Localization and Mapping)を組み合わせた、3次元データを高精度に計測・取得するモバイル3Dマッピングシステム「LiBackpack 50」と点群処理ソフトウェア「LiDAR360 Full suite」及びSLAM補正ソフトウェア「Libackpack desktop」がセットとなった「バックパック型3Dレーザースキャナセット」を、特別価格で販売致します。

本製品は、パルスレーザー光の照射による物体からの反射時間を計測し、物体までの距離を求め、リアルタイム点群の取得と同時に自己位置推定・環境地図を作成します。座標データを逐次蓄積し、後処理に特化させる事で、従来製品と比べ、計測現場でのデータ処理の待機時間を短くしました。又、RGBカメラやGNSS等周辺機器を除いたシンプルな構成とすることで、電源を入れてすぐに計測を開始することが可能です。

これまでのLiDAR及びSLAMを用いた点群取得では、急勾配の多い森林・山間部では歩きながらの自己位置推定に大きな誤差が生じる場合がありましたが、補正処理ソフトウェアを導入することで、より高い精度で測定・マッピングができます。

株式会社光響では、今後も光産業の活性化に貢献し、光技術による5大革命(情報革命・医療革命・食料革命・環境革命・エネルギー革命)の促進を支援して参ります。