世界初 窒化ガリウムデバイスを活用した電気自動車に当社製ランプが採用

株式会社 小糸製作所(本社:東京都港区、社長:三原弘志)は、名古屋大学が世界で初めて開発した、窒化ガリウム(GaN)デバイスを活用した電気自動車のコンセプトカー「GaNビークル」に、軽量・省電力のレーザーハイビームやLEDロービームなど当社製ランプが採用されましたのでお知らせいたします。

名古屋大学未来材料・システム研究所の天野 浩教授らの研究グループは、2017年度から始まった環境省のプロジェクト『未来のあるべき社会・ライフスタイルを創造する技術イノベーション事業』において、窒化ガリウムの車載トラクションインバータ※を開発し、世界で初めてクルマを駆動することに成功しました。今後、窒化ガリウムを次世代環境車に応用することにより、大幅に二酸化炭素の排出を低減し、低炭素モビリティ社会の実現に寄与することが期待されます。

本研究成果の一環として、「第46回東京モーターショー2019」(2019年10月23日~11月4日)の環境省ブースにて「GaNビークル」が展示され、GaNデバイス(ダイオード)を光源に用いた当社製ランプが搭載されています。GaNデバイスは、従来の半導体に比べて高効率・高出力という特長を有し、これらのランプは、小型・軽量・省電力化されています。

当社はこれからも、最先端の技術を追求し、お客様第一の製品開発に努め、クルマ社会の安全性・快適性の向上に取り組んで参ります。

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