(レーザー関連)【CEATEC 2020】 驚くほど小さなレーザーモジュールが、ARの常識を大きく変える

新しい映像体験を提供するAR/VR市場が拡大中

これまでのテレビやPCなどのディスプレイでは、画面に映し出された映像を見るだけでしたが、ARやVRなどの次世代映像技術では、自分が見ている風景に映像や情報を重ね合わせたり、自分の動きに合わせて映像の位置や角度が変化したりと、現実を拡張する感覚を味わうことができます。映像表示技術とソフトウェアのさらなる進化にともない、スマートグラスやヘッドマウントディスプレイなどの映像デバイス市場は今後さらに大きく拡大することが予想されています。

近い将来さらに大きな普及が見込まれているのが、AR(オーグメンテッド・リアリティ=拡張現実)です。すでに、スマートフォンの画面に映った実際の風景の中にキャラクターが登場するゲームや、家具購入前に部屋に家具のCGを表示させてシミュレーションできるアプリなどが登場しています。また、ウェアラブルデバイスであるスマートグラスの普及も始まっています。工場でグラスを装着した従業員に作業手順を指示したり、美術館で作品の情報を表示したりするなどの用途で実用化が進んでいます。しかし、これまでのスマートグラスは、ディスプレイやレーザーなど映像デバイスのサイズや重量が大きいため、見た目での違和感や、つけ心地に課題がありました。AR体験の質をさらに高めるには、現在よりも小型で軽量なデバイスの普及が求められています。

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