(レーザー関連)キヤノン株式会社/ビジネス向けレーザープリンター「Satera」シリーズ 11 機種を発売/製造・物流などにおける大量・高速出力業務や在宅勤務の入出力業務を効率化

キヤノンは、レーザープリンター・レーザー複合機「Satera」シリーズの新製品として、A4モノクロレーザープリンターのフラッグシップモデル“Satera LBP362i”など計11機種を、2022年 11月24日より順次発売します。

新製品は、多段給紙や高速印刷を実現し、オフィスの帳票などの大量・高速出力業務に対応する“LBP362i”、高速印刷で受付や窓口業務を効率化する“LBP674C”、“MF755Cdw”、在宅勤務に適した“MF269dw II”など計11機種のラインアップで、幅広い入出力業務のニーズに応えます。また、クラウドサービスとの連携を拡大するとともに、デバイス本体内のデータ改ざん検知などのセキュリティ機能も強化しています。オフィスだけでなく、リモートやサテライトの仕事現場、自宅など、使用されるシーンを問わず高い生産性、利便性、セキュリティ環境を実現し、多様な働き方を支援します。

1. 高速印刷と小型化・大容量給紙で大量出力業務の使い勝手を向上する“LBP362i”
A4モノクロレーザープリンター“LBP362i”は、A4片面で毎分71枚、A5片面では毎分115枚の高速印刷に加え、オプションの給紙カセット※1の装着で最大4,660枚の給紙容量を実現しました。製造業・物流倉庫における納品書や、医療機関における診療明細書など、大量印刷が必要なさまざまな業務において、用紙交換・補充の手間を軽減します。従来機種※2と比べて本体の体積を23%小型化しており、設置場所の自由度も高めました。

2. 高速印刷で受付や窓口業務を効率化する“LBP674C”・“MF755Cdw”
A4 カラーレーザープリンター“LBP674C”は、A4片面で毎分33枚、A5片面では毎分60枚の高速印刷を実現し、流通・小売業におけるプライスカード、調剤薬局における薬袋などの印刷時間を短縮します。A4カラーレーザー複機“MF755Cdw”は高速両面同時読み取りに対応したADF(自動原稿送り装置)を搭載しています。領収書や処方箋といった小サイズ原稿にも対応し、受付などで使用する紙文書の電子化を効率化します。また、本体パネルをワンタッチするだけで定型業務を実行できる「アプリケーションライブラリ」を採用しています。スキャンした文書のクラウドへの保存や、クラウド上のデータの印刷も素早く行うことが可能です。

3. コンパクト設計でクリニックなどの窓口や在宅勤務に適した“MF269dw II”
A4モノクロレーザー複合機“MF269dw II”は、横幅を抑えたコンパクト設計であるとともに、本体前面から消耗品交換が可能なフロントオペレーションに対応し、クリニックなどの窓口やシェアオフィス、在宅勤務に適しています。

*1.「ペーパーフィーダー・PF-J1」および「ペーパーデッキユニット・PD-H1」(ともに別売り)
*2.「Satera LBP352i」(2016年4月発売)

〈A4 モノクロレーザープリンター LBP362i/LBP361i の主な特長〉
1. 高速印刷と大容量給紙で大量出力業務を効率化

  • “LBP362i”は、A4片面で毎分71枚、両面でも毎分58枚の高速印刷を実現。A4片面のファーストプリントタイムは約7.0秒から約4.9秒に短縮し、納品書などの大量出力業務を効率化。
  • 従来機種では専用オプションの購入が必要だったA5ヨコのプリントに標準対応。これにより標準構成において、“LBP362i”はA5片面の印刷速度を約460%高速化※1し、毎分115枚の高速印刷を実現。
  • オプションの給紙カセットを装着することで、最大6種類/4,660枚(64g/㎡基準)の用紙をセット可能。用紙交換・補充に伴うダウンタイムを削減。
  • 領収書などで使用されるA5ヨコ/A6タテ/B6タテ用紙、ポストカードや小切手などで使用される短冊型用紙(99mm×148mm)のカセット給紙に新たに対応。また、専用オプション※2を装着することで最大3種類/160枚の封筒印刷にも対応。

*1.いずれも標準構成同士の比較。「LBP352i」はA5タテ、“LBP362i”はA5ヨコ。
*2.「封筒カセットフィーダー・EF-B1」(別売り)

2. Wi-Fi標準搭載で使い勝手を向上

  • Wi-Fi標準搭載で、直接スマホやタブレットなどのモバイル機器※1とペアリングし、印刷することも可能。
  • モバイルプリント&スキャンアプリ「Canon PRINT Business」(無料)を使用すれば、印刷の詳細設定やスキャン画像の補正が可能。

*1.Android およびiOSに対応した機器。詳細はホームページをご参照ください。

3. コンパクト設計で、設置場所の自由度を向上

  • 本体サイズは約430(幅)×465(奥行き)×370(高さ)mmのコンパクト設計で、設置場所の自由度を向上。
  • 操作部の液晶パネルを上下に傾けられるチルト化したことで、本体の高さを抑えるとともに、設置場所やオプションの給紙カセット構成に合わせて見やすい角度に調整が可能。

4. セキュリティ機能を強化し、情報漏えいリスクを低減

  • 起動時にプログラム改ざんの有無を検証し、安全性を確認して起動を実行。問題があった場合は起動を停止し、不正プログラムによる被害を未然に防止。
  • 稼働時はファームウエアの改ざんの有無を信頼リストと常に照合し、不正な未知のプログラムの起動を抑制。
  • 2系統のLANに対応。通信の強固な暗号化プロコトル「TLS1.3」、不正アクセスを防止する「IEEE802.1X」、無線LAN のセキュリティープロトコル「WPA3」の規格に対応しており、ネットワーク上のデータ保護とクラウドへのセキュアな接続を実現。
  • 本体パネルで指示をしてから印刷を開始する留め置き印刷に対応。パスワード入力を強制する設定も可能で、印刷物の取り忘れを抑制。

〈A4カラーレーザープリンター LBP674C/LBP672C/LBP671C、A4カラーレーザー複合機 MF755Cdw/MF753Cdw/MF751Cdw の主な特長〉

1. 受付や窓口業務に最適な高速印刷・スキャンとコンパクト設計を実現

  • 新エンジンの搭載により、A4片面で毎分33枚、A5片面で毎分60枚の高速印刷を実現。A4カラー片面のファーストプリントタイムは従来機種※1の約8.6秒から約7.1秒に短縮。
  • A5 サイズの自動両面印刷と、A6サイズのカセット印刷にも新たに対応したことで、店舗のプライスカードや調剤薬局の薬袋など小サイズ原稿の生産性を向上。
  • “MF755Cdw”は、新規開発のADF採用により、A4モノクロ両面で毎分100ページ※2、A4カラー両面で毎分80ページの高速スキャンを実現。ADFでA6、名刺(209g 紙まで)、48×85mmといった小サイズ原稿にも対応できるようになり、領収書などを複数枚まとめてスキャン可能。
  • “LBP674C“の本体サイズは約425(幅)×427(奥行き)×380(高さ)mm で、従来機種と比べて体積を約 18%削減。“MF755Cdw”の本体サイズは約425(幅)×461(奥行き)×430(高さ)mm で、従来機種と比べて体積を約 17%削減。また、ADFを薄型化し、本体の高さを30mm小型化。

*1.
「LBP674C/LBP672C/LBP671C」の従来機種は「LBP664C/LBP662C/LBP661C」、「MF755Cdw/MF753Cdw/MF751Cdw」の従来機種は「MF745Cdw/MF743Cdw/MF741Cdw」(2019年5月発売)

*2.
300dpi×300dpiの解像度において。

2. 「アプリケーションライブラリ」や外部クラウドサービスとの連携強化により定型業務を効率化

  • 定型業務をワンボタンに集約し、本体パネルから簡単に実行できる「アプリケーションライブラリ」を搭載。「定型文書プリント」、「固定宛先スキャン」など合計17種類のアプリケーションを用意。ホーム画面をタブ化し、使う人や用途に合わせたカスタマイズも可能。
  • スキャンデータの外部クラウドサービスへの保存・共有や、クラウドサービスからの印刷もワンタッチで実行可能で、オフィスだけでなく、リモートやサテライトの仕事現場など使用する場所を問わず快適な業務遂行を支援。

3. セキュリティ機能を強化し、情報漏えいリスクを低減

  • 起動時にプログラム改ざんの有無を検証し、安全性を確認して起動を実行。問題があった場合は起動を停止し、不正プログラムによる被害を未然に防止。
  • 内蔵ストレージ(eMMC)保存データの暗号化に対応し、本体情報を保護。
  • 通信の強固な暗号化プロコトル「TLS1.3」、不正アクセスを防止する「IEEE802.1X」の規格に対応しており、ネットワーク上のデータ保護とクラウドへのセキュアな接続を実現。
  • 本体で暗証番号を入力しないと出力されないセキュアプリント機能を搭載。印刷物の持ち去りや取り忘れ等の情報漏えいのリスクを低減。

〈A4 モノクロレーザー複合機 MF269dw II/MF266dn II/MF265dw IIの主な特長〉

1. コンパクト設計と多彩な便利機能で在宅勤務や窓口業務をサポート

  • A3 サイズより小さい横幅約390mmに抑えたコンパクト設計と、用紙のセットやトナーカートリッジの交換を本体前面から行うことができるフロントオペレーションに対応し、中小規模オフィスや自宅などスペースに限りのある場所でも設置可能。
  • A4片面で毎分28枚、ファーストプリントタイム約5.2秒の高速印刷を実現。
  • A4カラー片面のスキャン速度は毎分15枚で、キヤノン独自の高圧縮PDF機能を搭載し、文字をくっきり再現しつつ、ファイルサイズを小さくした保存が可能。
  • “MF269dw II/MF266dn II”は、スキャンしたデータをネットワーク上の共有フォルダーへ直接保存、またはEメールに添付して送信できる「SEND Lite」機能を搭載。また、PC向けアプリケーション「MF Scan Utility(エムエフ・スキャン・ユーティリティー)」(無料)を使用することで、あらかじめ設定したEvernoteやDropboxのクラウドサービスへ本体操作のみで直接アップロードすることができ、紙文書の共有を効率化。
  • Wi-Fi標準搭載で、直接スマホやタブレットなどから印刷・スキャンが可能。モバイルプリント&スキャンアプリ「Canon PRINT Business」(無料)を使用すれば、印刷の詳細設定やスキャン画像の補正が可能。

2. セキュリティ機能を強化し、情報漏えいリスクを低減

  • 起動時にプログラム改ざんの有無を検証し、安全性を確認して起動を実行。問題があった場合は起動を停止し、不正プログラムによる被害を未然に防止。
  • 通信の強固な暗号化プロコトル「TLS1.3」、不正アクセスを防止する「IEEE802.1X」の規格に対応しており、ネットワーク上のデータ保護とクラウドへのセキュアな接続を実現。

〈製品仕様〉
製品仕様の詳細はキヤノンホームページをご参照ください。

〈レーザープリンター/レーザー複合機の市場動向〉
新型コロナウイルス感染症拡大防止や働き方改革の推進により、メインオフィス以外で勤務するテレワークや、在宅勤務とオフィス出社を併用するハイブリットワークが、多くの企業で導入されています。こうした状況を受け、コンパクトで手軽に使用できるレーザープリンター/複合機のニーズが高まっています。これらの需要に対応すべく、本体の小型化・高速化に加え、セキュリティ機能やクラウドサービスとの連携を強化しています。

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Wi-Fiは、Wi-Fi Allianceの商標または登録商標です。

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AndroidはGoogle LLCの商標です。

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IOSは、米国およびそのほかの国々におけるCisco社の商標または登録商標であり、ライセンスに基づき使用されています。

出典:
https://canon.jp/-/media/Project/Canon/CanonJP/Website/corporate/newsrelease/2022/2022-11/pdf/20221117.pdf?la=ja-JP&hash=DA794410BEC3AF85E57BE5F211BE5A1C

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