発表のポイント
- 歯の表面に残されたミクロの傷(マイクロウェア)を三次元的に分析し、恐竜出現初期から絶滅前までの幅広い年代の肉食恐竜の食性を調べました。
- 肉食恐竜の食性には大きな時代変化はなく、中生代を通じ生態系の高次捕食者として共通の生態的地位を占めていたと考えられます。一方、成体と幼体の肉食恐竜に違いが見られ、成長にともない餌が変化した可能性が示唆されました。
- 今後、他の恐竜のグループに同手法を適用することで、約1億6000万年間に渡り陸上生態系の大型動物相を優占した恐竜の生態学的な特徴が明らかにできると期待されます。
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