(テラヘルツ関連)東京大学他/異常ホール効果の超高速変化を10兆分の1秒の時間で観測することに成功

―ミクロなメカニズムを解明する新手法を開拓―

東京大学
科学技術振興機構(JST)

発表概要
東京大学物性研究所の松田拓也 特別研究員(日本学術振興会特別研究員(PD))と同大学物性研究所の松永隆佑 准教授らの研究グループおよび同大学大学院理学系研究科物理学専攻の中辻知 教授、肥後友也 特任准教授らのグループは、東北大学理学研究科物理学専攻の是常隆 准教授および東京大学低温科学研究センターの島野亮 教授らの研究グループと協力して、磁性体に光を当てたときに異常ホール効果(注1)が超高速に変化する様子を10兆分の1秒の時間スケールで観測することに初めて成功し、その変化からミクロなメカニズムを解明できることを示しました。

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