臨床医学と工学の融合で治療時の照射指標を開発
研究成果のポイント
- ピコ秒レーザーによる色素性病変治療における波長別照射条件指標を開発。
- 今回開発した指標により合併症が少なく、高い有効性を示した臨床結果を説明できる。
- これまで医師の経験則等で行われていた治療に、新たな参考指標として活用される可能性。
概要
青アザや茶アザ、老化によってできるシミ等は、皮膚組織の一部にメラニン色素が過剰に沈着する症状で、色素性病変と呼ばれています。レーザー照射による治療が主流で、近年では、ピコ秒(1兆分の1秒)領域の短い時間でレーザーを照射するピコ秒レーザーによる色素性病変治療が注目されています。
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