島津製作所のレーザーイオン化質量分析計「LAMS-50K」(1988年2月発売)が、電気・電子分野の国際学会The Institute of Electrical and Electronics Engineers(以下IEEE=アイトリプルイー) により「IEEE Milestone」に認定されました。認定の理由は「ソフトレーザー脱離イオン化技術を応用した世界初の製品で、分子生物学や医学などの分野に貢献し、新たな診断や創薬へと繋がった。装置開発者の1人である田中耕一は、2002年にノーベル化学賞を受賞した」になります。「IEEE Milestone」は「誕生から25年以上を経た重要な技術業績」を称えるものです。日本に関連した過去の認定実績は、指向性短波アンテナ、黒部川第四発電所、東海道新幹線、20インチ光電子増倍管、QRコードなどが挙げられます。なお今回の「IEEE Milestone」贈呈式は、本年11月に京都市で開催予定です。
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