テラヘルツ波を用いた次世代電池評価装置の開発・商品化事業を加速

◆発表のポイント

  • 中国経産局「戦略的基盤技術高度化支援事業」として岡山大学と協和ファインテック株式会社が共同で、テラヘルツ波を用いた次世代電池評価装置の開発・商品化を目指します。
  • 紀和利彦准教授が独自に開発したテラヘルツ波ケミカル顕微鏡のシーズ技術をもとに、全固体リチウムイオン電池などの内部の電位の様子を可視化する装置を開発します。
  • 電池の開発期間の大幅短縮が可能になり、電気自動車(EV)の普及加速が期待されます。

岡山大学大学院ヘルスシステム統合科学研究科の紀和利彦准教授らの研究グループと協和ファインテック株式会社(岡山市東区金岡)はこれまで、テラヘルツ波を用いた次世代電池評価装置の開発・商品化に向けて共同研究を行ってきました。この度6月4日付で中国経産局「戦略的基盤技術高度化支援事業」に採択されたことを受け7月より、今後3年間での製品第一号機の開発をめどに研究開発を加速します。開発する装置は、全固体リチウムイオン電池などの内部の電位の様子を動作下で可視化することができる新しい装置です。実現できれば、電池の開発期間を大幅に短縮することが可能になり、高性能電池を搭載することが必要な電気自動車(EV)の普及を加速することになります。電池開発メーカー、電池評価会社などへ供給する予定です。

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