森林の点群データから樹木1本ずつのデータを自動出力
レーザースキャナー(LiDAR)など各種機器で取得した3D点群データをオンラインで高精度なクラス分類・解析が出来るソフト「スキャン・エックス(ScanX)」を提供するローカスブルー株式会社は、 2022年10月27日(木)よりScanXに新機能『樹木解析』を追加します。
『樹木解析』機能を紹介するウェビナーを11月1日(火)、 11月9日(水)、 11月22日(火)に開催します。
ScanX『樹木解析』機能の特長
森林の点群データから樹木1本ずつのデータを自動出力
- ドローンなど空撮によるLiDAR測量や写真測量で取得した森林の点群データをScanXにアップロードし、 樹木解析ボタンを押すだけで、 樹木1本ずつ抽出したデータを自動出力。
- 樹木の本数、 XYZ座標、 樹高などを自動算出。 CSVデータなどでダウンロード可能。
点群データに建物と森林が混在していても樹木のみ抽出
- 取得した点群データに樹木以外の人工構造物が含まれている場合でも、 ScanXの自動分類で人工構造物と樹木を分けられるため、 樹木の点群データに対してのみ樹木解析が可能。
森林の点群データが複数あっても並列処理のため、 作業時間削減
- 複数の森林点群データも並列処理で解析が可能。 1つの点群データ解析処理が終わるのを待って次のデータをアップロードする必要がないため、 点群処理の作業時間を削減。
この度リリースする『樹木解析』機能、 および後述する『深層学習』機能は、 当社リードデータサイエンティストの板倉健太(農学博士)が、 東京大学 大学院農学生命科学研究科 生物・環境工学専攻 生物環境情報工学研究室在籍時に研究・開発したものです。 この度、 ScanXの新機能としてリリースし、 研究成果を社会実装します。 研究・リリースにご協力いただいた関係者の皆様へ心より御礼申し上げます。 今後も引き続き「樹木解析」機能の継続的な開発及び機能拡充を行っていきます。
ScanX『樹木解析』機能紹介ウェビナー開催
ScanX『樹木解析』機能紹介ウェビナー開催
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深層学習を用いた、より高度な点群分類機能もベータ版で提供開始
ScanXはこれまで高度な3D点群処理技術を用いて分類を行っていました。 新たに深層学習を用いた高度な分類機能も加わり、 電線や電柱、 自動車や歩行者も分類出来るようになりました。 今後も引き続き、 ユーザーの皆様からのご要望に応じて開発を続け、 順次さまざまな機能を実装し、 進化させてまいります。
出典:
https://scanx.jp/news/20221027-release
ご参考:
(株)光響が提供する製品情報:LiDAR(バックパック型・超高点群密度・ソリッドステート)
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